キルリアになって。

第6話

   
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_____キルリアの住む場所。


もうわたし、戻れないのかな。


早く、忘れよう。

人間だったことなんてない。


ないんだ・・・・・・・・・・。


ーーー翌朝。


「あれ?わたし、寝ちゃったみたい。何処だろう、ここ。」


「グリーンパークですよ。」


耳に花飾り、腰にスカート。
このポケモンは、フラダンス!!

間違えた・・・・、キレイハナでした。


「キルリアさん、貴女も、人間だったんでしょう?」

「・・・違う・・・とおもう・・・」



「忘れようって思えば、だれだって、忘れちゃうんだよね。

  あたし、ずっと覚えていようって思ってた。

名前も、記憶も。

でも、記憶はないの・・・・。


あたしの名前は・・・・・・・白雪小雪。」


白雪・・・・小雪・・・・・・

何処かで聞いた。

でも



覚えていない。


「・・・あ・・・あのぉ、一緒に住まない?
 あたし一人、怖いんだぁ><;;」

住む場所かぁ。考えてませんでした。


「・・・いいんですか?」

「うん。踊りなら任せてねぇ~~」

「(踊り、苦手だよ・・・;;」


「・・・・・・・ここか^ー^ー^ー^ー^ー^」