一人ぼっち

第6話 「新たなる旅立ち」

ちょとお知らせ~。
技がありますが、その技はすべてオリジナルでやらしてもらいます。
後、ほかのアニメなどを参考にするときもあります。いや、それはパクリではないn(蹴


「ハックション!」
何度もくしゃみをするウィン。どうやら風邪を引いてしまったのだ。
ミュウツーは一度見舞いにいった。もちろんウィンは喜んでくれた。
しかし、今日ミュウツーは・・・。
「そろそろ俺帰るよ。」


~一人ぼっち~
   第六話 「新たなる旅立ち」

「もう帰るのか・・・。」
ライを先頭に、たくさんのライチュウ、ピカチュウたちがいる。
ミュウツーに一言さよならという為だ。
「この森で、仲間って言うのを教えてもらったよ。」
そしてミュウツーが後ろを向いた時・・・。
「まって~!」
「?」
ミュウツーが振り向くと、鼻水をたらしたウィンが来る。
ミュウツーの元へくると、ウィンはティッシュで鼻水を拭いてから言う。
「俺もつれてってよ!」
「な、何だって?!」
ライがウィンをすぐに叱る。
無理も無い。子供が旅をするのを大人が聞けばまずとめるだろう。
「俺いろんな所いきたいんだ!」
ライはウィンをとめる。
「何を言っているんだ!だいたいミュウツーが苦労するじゃないか!」
しかし・・・。
「いや。俺は別に。むしろ来て欲しいほどだ。」
「何故だ?」
「俺はここで仲間って言うものを知った。もう分かれるのは寂しすぎるからな。」
それを聞いたライは、ウィンを手放す。
ウィンはすぐにミュウツーの隣へ来た。
「そうか。・・・。」
そして、二匹が森の奥へいく時、ウィンの母親が走ってくる。
そしてウィンにお弁当箱と地図を渡す。
「これがないと駄目でしょ?」
ウィンはしばらく母親を見つめる。
そして二つを持って、ウィンは母親に言う。
「ありがとう・・・。俺、絶対帰ってくるから!」
二人は後ろを向いて、森の奥へ入っていった・・・。










ピー!ピーピー!
鳥の鳴き声。覗いている太陽。ミュウツーがこの森へきたときと変わらない。
二匹は何度か休憩して、どんどん奥へ入っていく。
「ねぇミュウツー?どこに行くの?」
「どこかの・・・研究所・・・かな。」
ウィンは既に二人の人間のことを聞いている。
だから研究所という意味が分かっている。
二匹はそのことを頭で思い浮かべながら歩いていた。




「ハックション!・・・。そういえば俺風邪だったっけ。」
ウィンはすこしため息をつく。
ミュウツーはそれを聞くと、座り込む。
「休憩するか。」
「あ、ごめん・・・。」
ウィンは悪いと思っているようだ。しかしミュウツーは気にしていない。
これからは、もっと苦しいことがたくさんあるから・・・。


    続く